人を分かろうとし続けること

人間関係って難しい

人間関係って難しいですよね。

当相談室においても、人間関係の悩みを話される方はとても多いです。家族関係、恋愛関係、学校での友人関係、職場の人間関係など、この世には様々な人間関係があり、それらは人生に大きな影響を与えます。影響という言葉ではおさまらず、そうした人間関係の積み重ねこそが、人生そのものだと言う人すらいるでしょう。

人間関係が難しいのは、相手がいるからですよね。
自分の気持ちと相手の気持ちが通じ合い、お互いの良いところを認めあい、お互いを思いやれていたら、きっと人間関係はうまくいきます。

でも、実際にはそんなにうまくいくことばかりじゃないでしょう。

置かれている状況も、生い立ちも、元々の性格も、自分とは違う相手の心を想像するのはとても難しいことで、度々思わぬ衝突やすれ違いが起きてしまいます。
良かれと思ってしたことが相手には迷惑だったり、軽い気持ちで言った一言が相手を傷つけてしまうことがあるのです。

 

人間関係を円滑に保つには

対人関係スキル

日々の人間関係を円滑に保つには、いくつかのコツがあります。
いわゆる、対人関係スキルとか、コミュニケーション能力とか呼ばれるものがその代表的なものです。
まずはきちんと挨拶をする。できればにこやかに。
相手の話をきちんと聞く。人の話を遮らない。
人の良いところは褒める。自分の意見や気持ちを言葉にする。分からないことは質問する、などなど。
得意な人にとってはなんでもないことだけど、苦手な人にはなかなか難しいことです。でも、練習次第ではかなり身に付けられるものもあります。
そして、そうしたスキルは、やはり人間関係を作るために欠かせない土台となります。

人を分かろうとし続けること

それから、もう一つ、忘れてはならない大事なことは、相手の気持ちを想像し続けることではないかと思います。相手が見ている景色を見ようとし続けること。
ありきたりな言葉になりますが、それはつまり、思いやりを持ち続けることです。
自分の言い分や気持ちを少し脇に置いて、相手の視点で考えてみると、自然と見えてくることがあるかも知れません。

それだけで、全部がうまくいくわけじゃないですけどね。

でも、誰かが自分を分かろうとしてくれていたり、誰かが自分を知ろうとしてくれているなら、それだけで、心が温かくなりませんか。これからもやっていけそうな気がしませんか。

それは、相手も同じです。

その人が一生の友になるのか、敵になるのか、実は自分の態度によるところも大きいのかも知れません。

(森国)