夏の過ごし方 -そうだ!運動しよう。-

暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

学生さんは試験も終わり夏休みに入って少したった頃でしょうか。

夏の全国高校野球の大会が始まり、甲子園では毎日熱戦が繰り広げられています。また暑い熱い夏がやってきたと実感します。

炎天下にいなくても、室内にいるだけで熱中症になると言われているほどの暑さですので、皆さま塩分が不足しないよう、そして充分水分をとってお過ごしください。

先日、久しぶりにテニスをしました。少し走っただけで汗がジワジワと出てきましたが、さっぱりとした気持ちになりました。

皆さまもよくご存知の通り運動にはリフレッシュ効果があります。

そして以前から運動とメンタルヘルスの研究は数多くされてきています。

適度な運動は脳の血流を良くして思考力や集中力を高めてくれます。さらに心に安らぎを与え、自律神経(体を活発にしたり休める神経)を整える働きを持つ「セロトニン」(神経伝達物質の一つ)が活性化することがわかっています。「セロトニン」が不足するとイライラしたり、不安や不眠の問題が出現します。

特にウォーキングや水泳、軽い縄跳びなど単純な動作を繰り返す運動、そしてヨガやストレッチなどゆったりとした呼吸を一定のリズムで行う運動は、「セロトニン」の分泌を促し、心が落ち着き、効果的であることがわかっています。これは疲れきるまでやるのではなく5分から20分と無理のない範囲が良いとされます。

また、太陽の光をしっかり浴びることも「セロトニン」の量を増やします。朝起きて日光を浴びることで体内時計がリセットされ、規則正しい生活を送るのを助けてくれるのです。

もともと身体を動かすのは好きな方だったけれど、最近は家事や仕事で忙しい思いをされ運動から離れている方、またなかなか気が向かず運動をする機会が少なくなってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。気持ちをリフレッシュさせたり健康のために短時間でも楽しくて続けやすい運動(お散歩や軽めのストレッチなど)を習慣にして、生活の一部に取り入れてみるのもいいかもしれません。

よい一日をお過ごしください。(小島)