1つずつやってみる

今日は金曜日。今日を乗りきれば週末はお休みだ~、という方も、週末の方が忙しいよ~、という方も、様々な方がいらっしゃることでしょう。

だんだん疲れてきて、先が見えなくなってきた時には、ちょっと一休みをしてリラックスや気分転換をしたり、ちょっと状況を整理してみることも必要かもしれません。甘いものを食べたり、お茶やコーヒーを飲んだり…。それだけでも頑張ろう、というお気持ちになれるかもしれません。手帳やノート、パソコンに向かって、先の予定を確認したり、やらなきゃならないことをリストアップして、忘れないようにメモをしたり、優先順位をつけたり…。あるいは、先のお楽しみ、を再確認しても良いかもしれません。お休みの日、お給料日、楽しみにしているイベントの日…。そういうことを考えたら、少し気分が上向きになれるかもしれません。ちょっとした余裕や隙間』を見つけて、そういう気分の切り替えができると良いですよね。

 でも、人生はそう甘くはないですし、そんな余裕はないよ~ということもあると思います。時間的な余裕、お気持ち的な余裕…。もしかしたら、そんなことを考える余裕もないかもしれません。

 そんな時は、考えることも感じることもちょっと一旦ストップして、まずは目の前のこと、やらなきゃいけないことの、ほんの一部分から、手をつけていく、というやり方があります。

 例えばプロジェクトや論文の最初のところだけ。完成形は考えずに、始めのところだけ、あるいは表だけ、目次だけ、とか。手をつけられること、できそうなところから。

 家事なら、全部と思わずに、洗濯機を回すところまで。(洗濯機に洋服を入れるところまで、でも良いと思いますよ!) お皿は洗わないくても良いから、まずは流しに運んでみましょうか。テーブルや、 取り合えず目につくところだけ拭いてみる、というのでも良いかもしれません。

 もちろん、これだけでは家はピカピカにはなりませんし、プロジェクトも完成しないでしょう。でも、少し手をつけることで、気分が少しスッキリしたりしませんか? 少し進んだぞ、と思うとホッとしたり、お家の中も、服や食器を運んだだけでも、少しスペースができたりして、少しは落ち着かれるのではないでしょうか。

 その後、『じゃあもう少し』と頑張るのか、『よし、必要最低限やったから休むぞ』とするかは、その方の体調やご気分、スケジュール次第ではないかと思いますが…。

 それでも、少しだけでも手をつけた分だけ、先に進んだことは間違いありません。そこから立て直して、あるいはそこからゆっくり少しずつでも、一休みした後でも、また先に進めると良いですね。

 皆様がよい週末を迎えられますように。